ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(ウォッチガード)は5月9日、UTMアプライアンス「WatchGuard Firebox T10」を新たに発表した。同モデルは、多店舗、多拠点、SOHO環境向けに設計されたネットワークセキュリティアプライアンス。スタンドアロンのセキュリティソリューションとしての用途のほか、本社などから集中管理されるリモートのセキュリティアプライアンスとしても活用できる。日本国内では、販売パートナーのソリューションモデルの位置づけとして販売を開始する。「WatchGuard Firebox T10」は、3つの1Gbpsのイーサネットポートを装備し、最大200Mbpsのファイアウォールスループット、55MbpsのUTMスループットを提供。また、ネットワークとセキュリティに関するリアルタイムの可視化を提供する「WatchGuard Dimension」が標準提供される。さらに国内初のパートナーソリューションとして、京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社が、京セラ複合機に「Firebox T10」を装着するオプションホルダーを開発、複合機に「Firebox T10」を収納する一体型のソリューションパッケージとしての提供を開始する。