日経オートモーティブテクノロジーは、車載システム・セキュリティ開発者向けセミナー「escar Asia」を4月17日・18日にJA共済ビル カンファレンスホール(東京・永田町)で開催する。自動車の電子化・電動化が進む中、重要になっているのが情報セキュリティを高める取り組みだ。セキュリティ対策のないECU(電子制御ユニット)や車載LANなどは簡単に攻撃される危険性があり、今後、電子化と電動化に関わるすべての自動車技術者は、セキュリティ対策を念頭に車両開発を進める必要があるという。escar(Embedded Security In Cars Conference)は、欧州で10年以上にわたって開催されてきた、自動車の情報セキュリティに関する国際シンポジウム。今回開催するescar Asiaは、そのアジア版に相当し、主にアジアの自動車技術者を対象にする。当日は世界の情報セキュリティ技術者が集まり、それぞれ最新の情報を披露するほか、専門家らによるパネルディスカッションなどが行われる。2日間の受講料は一般価格が12万3000円、日経オートモーティブテクノロジー読者価格が11万4000円。現在、ホームページより申し込みを受付けている。