ハンドリームネット株式会社は2月5日、セキュリティアプライアンス「SubGate」の最新版「SG2100シリーズ」を同日より販売開始したと発表した。本製品は、ウイルスの感染活動に特徴的な通信の振る舞いを瞬時に検知するセキュリティアプライアンスに、L2(レイヤー2)スイッチ機能を搭載したもの。クライアントに最も近いLANスイッチで疑わしいクライアントを自動的に遮断することで、LAN内のウイスル拡散、感染したクライアント経由での情報漏えいを防ぐことができる。最新版では、PoE(Power over Ethernet)の1ポート当たりの給電能力を、従来の15.4Wから30Wに向上させたほか、アップリングポートのスピードを従来の1Gから10Gに向上させた。これによりより幅広い要件に対応する。なお同シリーズは、Ethernetポート数やVoIP/ 無線アクセスポイントへの対応の有無により、全部で6モデルのラインアップとなる。同社では同シリーズにおいて、初年度2,000台(新規ユーザ100社)の導入を見込んでいる。