その警告は開発者の Amit Agarwal によって発せられた。彼はさほどの労力を費やすこともなく、非常に人気のある RSS リーダー用の Chrome 拡張機能「Feedly」をコーディングした。ほどなくして彼の作品には 3 万人以上のユーザーが集まった。このコードの権利に対し「4 桁」(編集部註:およそ数十万円)での権利購入の提案を受けた彼は、この程度の作業量の報酬としては割の良い取引だと考え、申し出を受け入れて権利書に署名した。Agarwal はブログの記事で、そのときの様子を詳述している。
「1 か月後、この拡張機能 Feedly の新しい所有者が Chrome ストアでアップデートを配布した」と彼は書いている。「いいや、そのアップデートは新しい有益な機能を何ももたらさず、またバグの修正も全く含んでいなかった。その代わり彼らは、その新しい拡張機能に広告を組み込んでいた」と彼は説明している。