独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月13日、Juniper Networksの提供する「ScreenOS」にDoSの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「ScreenOS バージョン 6.3」「ScreenOS バージョン 6.2」「ScreenOS バージョン 5.4(NS 5GT のみ)」には、サービス運用妨害(DoS)の脆弱性(CVE-2013-6958)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工されたパケットを処理することでデバイスが停止する可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにPing of Death Screenを有効にするよう呼びかけている。なお、開発者によると 2013年中に本脆弱性に対応した Fix 版 6.3.0.r16 を提供するという。