独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月31日、Joomla!が提供するCMSである「Joomla!」にファイルアップロードに関する脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Joomla! version 2.5.13 およびそれ以前の 2.5.x」「Joomla! version 3.1.4 およびそれ以前の 3.x」には、Media Managerの処理に問題があり、任意のファイルをアップロードされる脆弱性(CVE-2013-5576)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザによって任意のファイルをアップロードされる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。