イクシアコミュニケーションズ株式会社(イクシア)は10月28日、高性能データセンター向けの新しい「PerfectStorm」検証テスト・プラットフォームを発表した。国内では2013年11月下旬より提供開始される。PerfectStormプラットフォームは、モジュール型の拡張性を装備し、テラビットに近いレベルの混合アプリケーションおよび悪意あるトラフィックを検証し、サーバアプリケーション、ストレージ負荷、ネットワーク要素など、複雑なデータセンターにおけるあらゆる要素を安全にテストできるシステム。11UシャーシのPerfectStormを使用することで、イクシアのIxLoadとBreakingPointソフトウェア・アプリケーションをひとつのシステムに統合する。これにより、200種以上のアプリケーションプロトコルと35,000種以上の悪意ある攻撃を含む、960Gbpsの混合アプリケーショントラフィックで、アプリケーション、セキュリティ、ストレージ、ネットワーキング、音声、動画など、データセンターにおけるあらゆる要素を1台のプラットフォームで確実に検証できる。設置と管理が容易な、高い拡張性を持つマルチユーザ・システムとなっており、データセンターのスペース、冷却、電力コストの削減にも有効。