株式会社日立システムズは10月15日、セキュリティソリューションブランド「SHIELD」のメニュー強化として、サイバー攻撃や各種セキュリティインシデントへの対策を強化するために企業・団体内での設置が増えている「組織内CSIRT」の運用を支援する「SHIELD クラウドCSIRTサービス」を同日より提供開始したと発表した。本サービスは、同社が1996年から提供するセキュリティソリューションおよびSOC運用で培ったノウハウを、ユーザの組織内CSIRT運用で活用できるサービス。SOCにおいて、ユーザ環境内で使用する情報システムなどに関わる脆弱性情報、外部からの攻撃予測情報や緊急性の高い脅威情報、ユーザに対する風評などの情報提供や、情報システムなどにて発生したセキュリティ侵害やマルウェアの分析・対策・情勢判断支援をユーザとともに行う。また、ユーザのシステムを日立システムズのSOCで預かり、要請に応じて設定変更などの対策を実施する各種対策サービス、システムの脆弱性を洗い出す診断サービスなど、関連する高度セキュリティサービスをワンストップ化することで、突発的なインシデント発生にもリアルタイムでの対策が可能となる。