株式会社かんぽ生命保険は9月26日、同社において顧客情報を紛失していることが判明したと発表した。これは9月4日、習志野郵便局において営業活動に使用していた社員のノート5冊、訪問予定を記録した社員の手帳4冊の紛失が発生したというもの。ノートは2009年4月から2011年7月までの記録、手帳は2009年4月から2013年3月までの記録となっており、約3,000名の顧客氏名、住所、生年月日、電話番号、保険料額、保険金額などの個人情報が含まれていた。このうちノート1冊は社外で発見されたが、それ以外のノート4冊および手帳4冊については、社内で廃棄したと考えられ、情報が外部に漏えいしている可能性は低いものとしているが、社外への流出も完全には否定できないとしている。