今週は Linux 王国のチーフペンギン Linus Torvalds が、1 つのみならず 2 つの強力な暴言をネット上に放った週だった。まず Torvalds は、カーネルのセキュリティ保全に関する昨今の風当たりに対して憤慨していると述べた。
それは「Intel プロセッサで乱数を生み出す RdRand 命令の利用を、カーネルから取り除きたい」という請願があったことを受けての発言だった。話によると、それはヨークシャの若者による要請であった(彼は、RdRand 命令を使用することによって米国のスパイたちが暗号化を弱めることができるかもしれないと発言している)。
それを取り除いてほしいという要望に対して、Torvalds は「無知」の烙印を押した。いくぶん抑制した暴言の口調で、彼は以下のように述べている:
「『人々の IQ とカーネルの知識を向上させたい』という嘆願を、私はどこに送ればいいんだ? なあ君たち…
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(翻訳:フリーライター 江添佳代子)