4人に1人がソースとして「まとめサイト」を選択、インターネット上の情報拡散についての調査結果を発表(電通PR) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

4人に1人がソースとして「まとめサイト」を選択、インターネット上の情報拡散についての調査結果を発表(電通PR)

 電通パブリックリレーションズ(電通PR)は6日、インターネット上の情報拡散について調査した結果を発表した。調査時期は2013年3月で、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県に住む、15歳~69歳の男女600人から回答を得た。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
 電通パブリックリレーションズ(電通PR)は6日、インターネット上の情報拡散について調査した結果を発表した。調査時期は2013年3月で、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県に住む、15歳~69歳の男女600人から回答を得た。

 電通PRでは2009年から毎年「情報流通構造」に関する調査を行っており、過去には、モバイル分野、流通しているコンテンツ、ソーシャルメディアに着目した調査が行われている。今回の調査では特に「まとめサイト」の情報がどの程度信頼され、拡散されているのかが調査された。「まとめサイト」の代表的なものとしては、「NAVERまとめ」「2ちゃんねるまとめ(ブログ)」「まとめwiki」などがあげられる。

 まず「どのようなネット情報を拡散(SNSなどのシェア機能を利用して拡散)するか」と質問したところ、「友人のつぶやき、ブログ、SNSでの投稿」を選択したのは全体の60.8%、新聞社などのメディアが運営する「ニュースサイト」の情報は57.8%、Yahoo!やlivedoorなどの「ポータルサイト」の情報は53.7%、そして「まとめサイト」の情報を選択したのは27.8%で、4人に1人がソースとしていた。

 具体的に「拡散時に信用する情報ソース」としては「新聞社サイト」が38.0%、「Yahoo!」が34.8%、「ブログ」が30.3%、「2ちゃんねるまとめサイト」が22.2%、「NAVERまとめ」が20.0%となった。どのような情報を拡散するかという問いに対しては、「事件・事故」(55.2%)、「日常生活の話題」(51.0%)、「笑えるネタ」(50.2%)が上位を占めた。

 「ネットで知ったニュース・情報を、オフラインのクチコミで他の人に伝えたことがある」という人は93.2%。「オフラインで、他の人からネットのニュース・情報を知らされたことがある」という人は91.9%で、双方向の拡散が広く行われていた。

情報拡散、4人に1人が「まとめサイト」をソースに……電通PR「情報流通構造調査」

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×