米ブルーコートシステムズ社の最高セキュリティ戦略責任者兼シニアバイスプレジデントであるヒュー・トンプソン氏は、マクニカネットワークス株式会社が7月9日に開催したイベント「Macnica Networks DAY」に招かれ基調講演を行った。セキュリティ国際会議 RSA Conference のプログラム委員長も務める同氏は講演の席上、 RSA Conference の公募論文の頻出単語を、タグクラウド風に視覚化した興味深い資料を紹介した。それによれば、2008年に公募論文に頻出した単語は「Management」「Data」「New」「Web」「Identity」「Authentication」「Enterprise」「Services」「Standards」「Attacks」等であったのに対して、2013年では「Application」「Cloud」「Mobile」「Risk」「Cyber」「BYOD」「Big」などの新しい単語が登場している。トンプソン氏は、生活に密着した社会的な話題を中心に話を展開しながら、変化するIT環境のもと、ビジネスを影で支える補助者の役割をセキュリティが果たすべきであると結んだ。