クラウド電話APIにSMS機能の提供を開始、なりすましへの対策として認証などに使われることも(KDDIウェブコミュニケーションズ) | ScanNetSecurity
2024.04.27(土)

クラウド電話APIにSMS機能の提供を開始、なりすましへの対策として認証などに使われることも(KDDIウェブコミュニケーションズ)

 KDDIウェブコミュニケーションズは27日、クラウド電話API「Twilio(トゥイリオ)」にて「SMS機能」の提供を開始した。

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 KDDIウェブコミュニケーションズは27日、クラウド電話API「Twilio(トゥイリオ)」にて「SMS機能」の提供を開始した。

 クラウド電話API「Twilio」は、APIをウェブサイトやアプリケーションなどに実装するだけで、インターネット上から電話をかけたり(アウトバウンド)、電話を受けたり(インバウンド)できるサービス。今回提供を開始するSMS機能では、SMS APIを利用することで、携帯電話番号を宛先としてメッセージを送受信することが可能となる。国内の各通信事業者の携帯電話番号宛ての他、海外の携帯電話番号宛てのSMS送受信にも対応する。

 SMSはなりすましへの対策等にもつながるメッセージング手段のため、認証などに使われることも多い。またSMS機能を利用することにより、O2O施策などにも利用できる。

 なおTwilioのSMS機能は、フォトグラファーの蜷川実花氏が監修した無料のカメラアプリ「cameran」に採用されている。cameranに登録しようとしている利用者に対して、認証番号を記載したSMSを送信し、その認証番号をアプリケーション登録時に入力させることで本人認証を行うとのこと。

クラウド電話API「Twilio」、SMS機能を追加……蜷川実花のカメラアプリ「cameran」の認証にも採用

《冨岡晶@RBB TODAY》

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