企業のウェブ改ざん被害の急増により一般利用者のウイルス感染の危険性が高まる(IPA) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.12.14(木)

企業のウェブ改ざん被害の急増により一般利用者のウイルス感染の危険性が高まる(IPA)

脆弱性と脅威 脅威動向

 IPA(情報処理推進機構)は26日、企業のウェブ改ざん被害の急増により、一般利用者(ウェブ閲覧者)におけるウイルス感染の危険性が高まっているとして、一般利用者に対する注意喚起情報を公開した。

 それによると、企業や公共機関が運営しているウェブサイトが改ざんされる被害事例が継続的に発生しているとのこと。実際に、6月がけでも「トヨタ自動車」「リコージャパン」「日本赤十字社」「札幌市の観光情報サイト」など、比較的利用者が多いと思われるウェブサイトの被害事例が報告されている。IPAに寄せられる相談・届出では、情報の窃取、偽セキュリティソフトへの感染がすでに発生しているという。

 改ざんされたウェブサイトには、閲覧した利用者のパソコンにウイルスを感染させる仕掛けが組み込まれている場合もあるが、一般利用者にとってウェブサイトが改ざんされているかどうかを判断することは困難なため、IPAでは「パソコンの脆弱性を解消することがもっとも重要な対策」としている。

 具体的には「Windowsの自動更新を有効にする」「各種プログラムを最新にする」「アンチウイルス以外の機能も持つ“統合型セキュリティソフト”の活用」などの対策があげられている。また事後対策として、セキュリティソフトのパターンファイル(定義ファイル)を最新にした上でパソコン内を検査するよう呼びかけている。

大手企業サイトでも安心できない……相次ぐ「企業サイトの改ざん被害」にIPAが警鐘

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

脆弱性と脅威 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. OSSのデータ収集ツール「Fluentd」に任意コマンド実行などの脆弱性(JVN)

    OSSのデータ収集ツール「Fluentd」に任意コマンド実行などの脆弱性(JVN)

  2. 送信者を偽装できる脆弱性「Mailsploit」に注意、メールソフト別対応状況一覧(JPCERT/CC)

    送信者を偽装できる脆弱性「Mailsploit」に注意、メールソフト別対応状況一覧(JPCERT/CC)

  3. 「Microsoft Office 数式エディタ」に任意コード実行の脆弱性(JVN)

    「Microsoft Office 数式エディタ」に任意コード実行の脆弱性(JVN)

  4. 8以降のWindowsに、特定のメモリアドレスのコードを悪用される脆弱性(JVN)

  5. Microsoft .NET Framework における WSDL パーサでの値検証不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

  6. AIや機械学習による自動化がさまざまなサイバー攻撃に活用、2018年予想(フォーティネット)

  7. GNU wget に HTTP プロトコルのハンドリングにおける値検証不備に起因するバッファオーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report)

  8. パケット解析ツール「Packetbeat」にDoS攻撃を受ける脆弱性(JVN)

  9. Microsoft Office の数式エディタにおけるバッファオーバーフローの脆弱性(Scan Tech Report)

  10. 脆弱性体験学習ツール「AppGoat」の集合教育向け手引書と解説資料を公開(IPA)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×