中国からのウイルス株が国立感染症研究所に到着、鳥インフルエンザAの対策準備を進める(厚生労働省) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

中国からのウイルス株が国立感染症研究所に到着、鳥インフルエンザAの対策準備を進める(厚生労働省)

 厚生労働省は4月10日、中国からのウイルス株が国立感染症研究所に到着したと発表した。同ウイルス株を用いて、ワクチン株の製造準備等、鳥インフルエンザA(H7N9)の対策に必要な準備を進めていくという。

脆弱性と脅威 脅威動向
 厚生労働省は4月10日、中国からのウイルス株が国立感染症研究所に到着したと発表した。同ウイルス株を用いて、ワクチン株の製造準備等、鳥インフルエンザA(H7N9)の対策に必要な準備を進めていくという。

 同省は、中国で鳥インフルエンザ(H7N9型)の感染者が相次いでいる問題を受け、患者から分離されたウイルス株の分与を中国CDC(疾病予防管理センター)に要望。4月10日22時頃、中国からのウイルス株が国立感染症研究所に到着した。

 今後は、入手した本ウイルス株を用いて、ワクチン株の製造準備等、鳥インフルエンザA(H7N9)の対策に必要な準備を進めていくという。

 9日に世界保健機関(WHO)が公表したH7N9型鳥インフルエンザ感染者は24人。このうち7人が死亡し、14人が重症となっている。現在のところ、ヒトからヒトへの感染は確認されていない。

 同省では、引き続き、情報収集や調査研究を実施し、適切な対応を行っていくという。

中国からウイルス株入手、鳥インフルのワクチン開発へ…厚労省

《楠原 恵子@リセマム》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×