IPA(情報処理推進機構)は12日、近年の情報システムを取り巻く脅威をとりまとめたレポート「2013年版10大脅威 身近に忍び寄る脅威」を公開した。 「2013年版 10大脅威 身近に忍び寄る脅威」は、情報セキュリティ分野の研究者、企業などの実務担当者など117名から構成される「10大脅威執筆者会」メンバーの知見や意見を集めながら、近年の情報システムを取り巻く脅威について解説したレポートだ。 資料は、2001年から2012年までの情報システムを取巻く脅威やセキュリティ対策の変化の流れを考察した第1章、10大脅威の概要と影響・対策について解説した第2章、そして今後社会的影響が大きくなると予想される脅威やセキュリティ対策の課題について解説する第3章から構成されている。■10大脅威執筆者会が選んだ 2013年版 10大脅威1位 「クライアントソフトの脆弱性を突いた攻撃」2位 「標的型諜報攻撃の脅威」3位 「スマートデバイスを狙った悪意あるアプリの横行」4位 「ウイルスを使った遠隔操作」5位 「金銭窃取を目的としたウイルスの横行」6位 「予期せぬ業務停止」7位 「ウェブサイトを狙った攻撃」8位 「パスワード流出の脅威」9位 「内部犯行」10位 「フィッシング詐欺」IPA:2013年版 10大脅威 身近に忍び寄る脅威http://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2013.html