独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月21日、BIGACEが提供するコンテンツ管理システム(CMS)である「BIGACE」にセッション固定の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「BIGACE 2.7.7 およびそれ以前」には、セッション固定の脆弱性(CVE-2012-5173)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者に登録ユーザになりすまされる可能性があり、結果として情報の漏えいや改ざんなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者の提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。