株式会社日立ソリューションズは10月17日、米Virtual Bridges社の仮想化ソフトウェア「VERDE」の提供を10月18日より開始すると発表した。本製品は、オープンソースの活用によってライセンス費用を抑えたデスクトップ仮想化(VDI)ソフト。価格はオープンプライス。初期導入コストが見合わず、デスクトップ仮想化の導入が難しい状況にある小・中規模向けの製品となる。本製品は、仮想サーバ上に仮想デスクトップを集約するVDI型であり、認証やVM管理などのVDI用コンポーネントをLinuxアプリケーションとして実装し、サーバ仮想化基盤内で動作させるため、「VERDE」単体で構成することが可能。100ユーザまではサーバ1台で済むことから、初期導入コストが削減できる。また、単体構成、冗長化構成、拠点分散構成を組み合わせることで、さまざまな環境で導入が可能となる。