内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)は10月11日、「第5回日・ASEAN情報セキュリティ政策会議」の結果を発表した。これは10月10日および11日に東京において開催されたもので、日本(林良造明治大学国際総合研究所長)およびカンボジア(マオ・チャリア郵便電気通信省総局長兼テレコム規制庁総裁)が議長を務め、ASEAN加盟国の経済・投資関係省庁および情報通信関係省庁の副大臣・局長・審議官など、日本の内閣官房・総務省・経済産業省の局長・審議官などが出席した。会議では、日・ASEANにおける情報セキュリティ意識啓発に対する取組の推進、日・ASEANにおける情報セキュリティ関連情報共有体制の検討と連絡窓口確認の実施、また、ASEAN各国との情報共有に基づくサイバー攻撃予知・即応技術に関する研究開発、スマートフォンに関する情報セキュリティ対策など、情報セキュリティにおける一層の連携強化などの成果があった。なお、次回の政策会議はフィリピンで開催される。