「震災時帰宅支援マップ・首都圏版」を8月22日から発売開始、安全確保を推奨する「一時滞在マニュアル」も掲載(昭文社) | ScanNetSecurity
2024.03.28(木)

「震災時帰宅支援マップ・首都圏版」を8月22日から発売開始、安全確保を推奨する「一時滞在マニュアル」も掲載(昭文社)

昭文社は、「震災時帰宅支援マップ・首都圏版」を8月22日から発売すると発表した。

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昭文社は、「震災時帰宅支援マップ・首都圏版」を8月22日から発売すると発表した。

震災時帰宅支援マップ・首都圏版は、大地震が発生し都心の交通網が麻痺した際、自宅まで歩いて帰るためのサポート地図。2005年に発売した初版は2か月で57万部を発行した。以降、毎年「防災の日」を前に更新版を出版、発行部数は累計110万部を超えるロングヒット商品。

昨年の東日本大震災では、都心で実際多くの帰宅困難者が発生したことを受け、昨年版は「距離と時間を検討できる地図」「震災時対応マニュアル」など、実用性を加味した内容を追加した。

今回発売する2012年版では、2013年4月に東京都で施行される「帰宅困難者対策条例」に基づいて、無理に移動しようとせず、安全確保を推奨する「一時滞在マニュアル」を掲載した。外出中や職場で被災した場合、どうすればよいか、一時滞在場所をどう決めればいいのかをまとめ、フローチャートなどを使ってシミュレーションできるようにしている。

また「帰宅支援ルートマップ」や「東京都心図」には「広域避難場所」「帰宅支援ステーション」を掲載しているが、新たに都関連施設や協力体制がとられる一部民間企業など、一時滞在施設として登録されているものも地図上に表記した。

さらに、日頃からの防災意識を高め、いざという時に速やかな判断をするための「地震が起こる前にできること」「地震が起こったらすること」をまとめ、切り取って使える携帯用防災カードを新たに追加した。本人情報や家族の連絡先を記入する「安否確認カード」、「NTT災害用伝言ダイヤルの使い方」も掲載している。

価格は840円。

震災時帰宅支援マップ・首都圏版2012を発売

《編集部@レスポンス》

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