マカフィー株式会社は7月19日、データセンタ向け次世代ネットワーク不正侵入防止ソリューションの新モデル、「McAfee Network Security Platform XC-240 Load Balancer」の国内販売を7月20日より開始すると発表した。本製品は、米McAfee社が5月8日にラスベガスで開催された「Interop Las Vegas 2012」において発表したもの。新モデルでは最大80GbpsのIPSソリューション「XC Cluster」を搭載、物理、仮想化、クラウド環境における高度な脅威対策を提供し、データセンター、通信企業のコアネットワーク、サービスプロバイダーのネットワークにおけるプライベートクラウドのニーズに対応する。また、同時にオプションとして新しい仮想アプライアンス「McAfee Network Threat Behavior Analysis(NTBA)Virtual Appliance」の提供も開始する。本アプライアンスは、レイヤー7の豊富な情報など、ネットワークのフローデータを活用してIPSの可視化機能を強化する。複数のネットワークアプリケーションフローを関連づけ、ネットワーク内の脅威をより詳しく把握することにより、脅威やアプリケーションの動作を時間ベースで分析可能となる。さらに、スイッチやルータからのフローデータやNetwork Security Platformからの情報をもとに、ネットワークデータに潜む重要な情報を可視化。McAfee Network Security Platformと統合連携した高次元のセキュリティ管理、運用が可能となる。