米Googleは21日(現地時間)、Google PlayでAndroidアプリに対して投稿されたユーザーレビューに、そのアプリの開発者がコメントできる機能を追加した。 ユーザーレビューは他のユーザーがそのアプリを使うかどうか判断するための口コミ情報として利用されている。アプリ開発者はそのレビューを見ることはできても、直接レスポンスを返すことはできなかった。今回の機能追加で、Google Playのユーザーレビューはユーザーサポートとしても利用できるようになった。 開発者がコメントを投稿すると、レビューしたユーザーにはメールで通知される。そのためユーザーは迅速に開発者のサポートを受けることができる。ユーザーレビューで操作方法がわからないことやアプリがうまく動作しないことを訴える人は多い。また、誤解に基づいて低い評価をするレビューも散見される。こうした問題は開発者が直接コメントすることで解決できる可能性が高い。 一方で、非常に偏った考えから低い評価をつけたり、悪意を持ってレビューをするユーザーもいる。こうしたユーザーに対して開発者が不用意なコメントをすれば、新たな問題が起きる可能性もある。この機能は現在のところ、Googleが「トップデベロッパー」に認定した開発者だけが利用できる。トップデベロッパーはアプリの開発者表記に青いアイコンが表示されるためユーザーにもすぐに分かる。
悪質な広告からユーザーを保護する業界同盟「Ads Integrity Alliance」を発足、Google、Facebook、Twitter、AOLが参加(StopBadware)2012.6.16 Sat 16:30