ウェブサイトモニタリングサービスを業務としているスェーデンのPingdomは8日(現地時間)、モバイルデバイスのインターネットアクセスに関する調査結果を発表した。 全世界の平均で、Webトラフィックの10.01%がモバイルデバイスによるものだった。同社は2010年にも同様の調査を行なっており、そのデータと比較して3倍に増加したとしている。地域別では、アジアが2010年に6.1%だったものが今回の調査では17.84%に増加。アフリカでは5.81%から14.85%へ、オセアニアでは2.88%から7.55%へと、欧米以外の地域での増加が目立つ。 国別でもっとも高かったのはインドで、全Webトラフィックの48.87%がモバイルデバイスによるものだった。2位以下はザンビア、スーダン、ウズベキスタン、ナイジェリアなどで、発展途上国が並んでいる。一方、イギリスは10.71%、アメリカは8.61%など、欧米ではモバイルデバイスの割合は低い。