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2018.06.26(火)

Anonymousがバーレーン抗議でFormula Oneサイトを破壊~3日間の抗議に直面した向こうみずなカーキチたち(The Register)

国際 TheRegister

今週末((編集部註:4月20日から)バーレーン王国で開催される、論争の的となっているグランプリへの抗議活動が広まっている中、Anonymousに所属しているというハッカーたちが公式Formula One Webサイトを破壊した。

「バーレーンのF1グランプリは、断固反対されるべきだ。アル・カリファ政権は同レースから大きな利益を得る立場にあり、抗議者に対して実弾を使うとしている」と、同グループは声明の中で述べている。

「彼らは既に、抗議を行う複数の村全体に対して団体処罰を発令しており、バーレーンで開催されるF1イベントで『秩序を保つ』ため、さらなる懲罰を与えるとしている。Formula 1の主催者は、バーレーンの人権問題の状況をよく知っていながら、国民に対する現政権の弾圧への貢献を選択したことで罰を与えられるだろう。」

同声明は、同国の著名な人権活動家で、2011年4月に自宅で捕らえられ、テロ集団を援助したという罪で、2カ月後に終身刑を宣告されたアブドゥルハディ・アルカワジャの解放も要求している。国際アムネスティは彼を「政治犯」としており、彼は現在、70日にわたるハンガーストライキを行っている。

フォース・インディア・チームの一部メンバーが、週の前半、暴動と催涙ガスに巻き込まれた結果、バーレーンを出国したものの、レースはいずれにせよ、今のところ開催されるようだ。同国皇太子は、今レースを中止することは「過激派を勢いづける」と語ったと、ロイターは報じている

バーレーンは2004年にFormula Oneレースを開催した中東初の国家で、支配者一族はマクラレン・チームと相当の利害関係がある。2011年のレースは、抗議活動が国中に広がった後、中止された。

この抗議活動は、昨年のバレンタイン・デーに、アラブ世界全体に広がった反乱の波の一部として始まった。チュニジア、エジプト、そしてリビアでの反乱が成功をおさめた(最後のケースではNATOからの若干の援助があった)が、バーレーンの反乱は100,000人以上が参加したものの、王族がサウジアラビア軍に介入を依頼し、すぐに鎮圧された。米海軍の第5艦隊はバーレーンを本拠地としているが、関与はしなかった。

最初の反乱後、人権侵害が起きたか否かを調査するため、ロンドン警視庁の前副長官John Yates(News of The Worldハッキング・スキャンダルの捜査で大きく非難を受けて辞任した)が、バーレーン王室により雇われた。

伝えられるところによれば、Yatesは今月初め、FIAのJean Todt会長に、抗議はメディアが報道しているほど深刻ではなく、ロンドンの一部地域にいるよりもバーレーンにいる方が安全に感じると書き送ったという。

「これらは、このような攻撃に直面し、著しい制約の下で活動している非武装警察に対して行われている犯罪行為だ」と彼は書いている。「彼らは、私が毎日見ている真のバーレーンを代表する、大多数の魅力的で善良な市民の典型とは言えない。」

※本記事は全文を掲載しました

© The Register.


(翻訳:中野恵美子
略歴:翻訳者・ライター
《ScanNetSecurity》

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