チベット問題の関係者を狙う標的型攻撃、OSを判断してバックドアを投下(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.10.23(月)

チベット問題の関係者を狙う標的型攻撃、OSを判断してバックドアを投下(トレンドマイクロ)

脆弱性と脅威 脅威動向

トレンドマイクロ株式会社は4月11日、チベット問題の関係者を狙う標的型攻撃についての続報をブログで発表した。この状況は現在も変わっておらず、4月9日に標的型攻撃を再び確認した。標的となったシステムに侵入するために、親チベット感情に便乗したソーシャルエンジニアリングの手法が使用されたという。3月下旬に立て続けに確認された標的型攻撃と同様に、この攻撃ではWindowsとMacの両方のOSが狙われた。

問題のメールに記載されているリンクをユーザが誤ってクリックすると、特定のスクリプトが埋め込まれたWebサイトに誘導される。このスクリプトは、ユーザのPCがWindowsかMacのどちらのOSを使用しているか確認する。誘導されるWebサイトは、解析時点では名前解決されておらずアクセスできなかったが、Googleのキャッシュからコードを入手できたという。このスクリプトは、「Java Runtime Environment(JRE)」に存在する脆弱性「CVE-2011-3544」を利用する不正なJavaアプレットを読み込み、この脆弱性を突くことでバックドア型不正プログラムを作成、作成した不正プログラムを実行する。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

脆弱性と脅威 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. OSSに潜在する訴訟・脆弱性リスク

    OSSに潜在する訴訟・脆弱性リスク

  2. 「KRACKs」に対して、現時点で想定される脅威と対策をまとめたレポート(NTTデータ先端技術)

    「KRACKs」に対して、現時点で想定される脅威と対策をまとめたレポート(NTTデータ先端技術)

  3. 「JP1/秘文」で作成した自己復号型機密ファイルに、DLL読込に関する脆弱性(HIRT)

    「JP1/秘文」で作成した自己復号型機密ファイルに、DLL読込に関する脆弱性(HIRT)

  4. 「DLL読み込み」の脆弱性の公表件数が急増、対策方法を紹介(IPA)

  5. Apache Tomcat において値検証不備により JSP ファイルがアップロード可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

  6. WPA2の脆弱性「KRACKs」に注意喚起、通信を盗聴される可能性(JVN)

  7. 10月10日に「Office 2007」の延長サポートが終了、しかし40万台が今も利用(トレンドマイクロ)

  8. Apache Tomcatにおける、任意のファイルをアップロードされる脆弱性を検証(NTTデータ先端技術)

  9. マイクロソフトが10月のセキュリティ更新プログラムを公開、すでに悪用も(IPA)

  10. インシデントは「スキャン」が半数、フィッシングサイト報告件数は千件超え(JPCERT/CC)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×