Twitterは5日(現地時間)、スパムツールを提供する業者やスパマーを提訴したと発表した。対象となっているのは特に悪質な5名だが、この訴訟を通じてスパムへの強硬姿勢を示し、スパムを根絶する意向だ。 Twitterはその人気の高まりと共に、常にスパムに悩まされてきた。その手口も次第に高度化してきており、現在では自動的にスパム行為を行うソフトウエア、スパムツールが数多く存在する。 こうした状況にTwitterはこれまで技術的な手段で対抗してきたが、今回の発表で「われわれのエンジニアたちはスパマーたちと戦い続けているが、法律という新たな武器を手にすることになった」としている。また「この訴訟によって問題の根を断つつもりだ」と、スパム対策に本気で取り組んでいる姿勢を示している。当然ながら従来の技術的な手法によるスパム対策継続される。Twitterでは「すべての面でスパムとの戦いに取り組んでいく」としている。