マカフィー株式会社は4月3日、「McAfee Enterprise Mobility Management(EMM)10.0」を同日より提供を開始したと発表した。本製品は、デバイス、データ、アプリケーション上のプライバシーを保護する包括的なモバイルセキュリティを実現するプラットフォーム。最新版では、従業員が個人で所有するモバイル端末の業務利用を可能にした。iOS対応メールの「サンドボックス機能」により、個人のメールボックスから社内メールの転送を防ぐほか、ユーザの端末から社内データが端末iCloudに移動することも防止する。また、ブラックリストによりAndroidおよびiOS搭載端末の不正アプリをブロックする。IT担当者は、従業員と企業が所有するスマートフォンとタブレットの特定、保護、ポリシーの適用をこれまで以上に統合的に管理することが可能になる。