独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月26日、Quaggaが提供するルーティングソフトウェア「Quagga」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Quagga 0.99.20 およびそれ以前」にはOSPFやBGPの処理に起因する複数の脆弱性(CVE-2012-0249、CVE-2012-0250、CVE-2012-0255)が存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にDoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、Quaggaおよび各開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。