チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社は3月16日、企業のセキュリティ環境を統合的に分析しリスクの有無などを報告する無料のサービス「3D Security 分析レポート」を提供開始したと発表した。本サービスは、チェック・ポイントのエキスパートが企業などのネットワークを調査し、詳細なレポートを提供するもの。分析の内容は、セキュリティリスクの高いアプリケーションやWebサイト、侵入の試み、機密データの漏えい、帯域の浪費など、すべてのセキュリティ脅威に対して実施する。その結果、どのような脅威があるのか、緊急性はどのくらい高いのかなどを、分かりやすいグラフィカルなレポートで詳細に解説する。分析結果を得るために要する時間は最短で約1時間で、その間ネットワーク環境への影響もない。また、マルチレイヤでの脅威からの防御を実現する製品として、「チェック・ポイント Anti-Bot Software Blade」および「Anti Virus Software Blade」を紹介した。従来の「IPS Software Blade」と組み合わせることで、高いパフォーマンスと低コストで多層防御を可能にする。また、「SmartEvent」によって全ゲートウェイの全イベント、全ブレードの状況をシンプルに把握することが可能になる。これらは本年の早い時期に提供されるという。