米デルは13日(現地時間)、ネットワークセキュリティ企業のSonicWALLを買収したと発表した。デルは企業ユーザー向けにセキュリティソリューションを提供し、ハードウエア偏重からの脱却を目指す。 SonicWALLはハッキングやウイルスの攻撃から企業ネットワークを守るセキュリティを開発しており、その次世代ファイアウォールとUTM(統合脅威管理)ファイアウォールは評価が高い。同社は130以上の特許を保有または申請している。 デルはパソコンをはじめとするハードウエア企業のイメージが強いが、近年は企業ユーザー向けのソフトウエアやセキュリティをはじめとする各種のソリューションに注力している。SonicWALLもその流れに沿ったものといえる。