東京電力が3月6日午後3時現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。※他の圧力容器温度上昇と異なる挙動を示した2号機原子炉の圧力容器下部(底部ヘッド上部135°)について、3月6日午前11時現在の圧力容器下部(底部ヘッド上部135°)の温度は約42.3度。3月6日午前11時現在の圧力容器下部(底部ヘッド上部270°)の温度は約40.3度。(参考)※3月6日午前10時11分、所内共通ディーゼル発電機(A)の復旧工事に伴い、共用プールの冷却を停止(停止時プール水温度:18.4度)。同日午後2時1分、冷却を再開(再開時プール水温度:19.3度)。※3月6日午前10時30分、5号機サブドレン水について、一時保管タンクへの移送を開始。同日午後2時、移送を終了。今後、適宜仮設タンクへの移送を実施していく予定。※3月6日午後1時25分、2号機使用済燃料プール塩分除去装置において処理水受けタンクの水位の上昇に伴う警報が発生し、同装置が自動停止。インターロックにより塩分除去装置の隔離弁が全て全閉となっている。なお、使用済燃料プール代替冷却システムは継続して運転しているため、冷却に影響はない。また、現場確認の結果、同装置における水の漏えいはない。警報の発生原因については、現在調査中。