株式会社ジェイピー・セキュア(JP-Secure)は2月29日、ホスト型のWebアプリケーションファイアウォール(WAF)の新製品「SiteGuard Lite」の販売を開始したと発表した。サポートサービスを含む1ライセンス初年度の年額は252,000円。本製品は、「SiteGuard」のトラステッド・シグネチャ検査機能を踏襲し、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングといったリスクの高い攻撃を重点的に防御する、シンプルなホスト型のWAF製品。トラステッド・シグネチャの自動更新を使用することで、ユーザ側で煩雑なチューニングを行うことなく、常に最新の脅威に対応する。また、検査対象の除外や独自の防御ルール作成など、個別の要件にも柔軟に対応できるカスタム・シグネチャ検査機能を搭載している。さらに、Webサーバのモジュールとして動作するため専用ハードウェアを必要とせず、ネットワーク構成を変更することなく導入できることも特徴。VMwareなどの仮想環境やクラウドサービス上でも利用可能だ。すべての設定は直観的なWebインタフェース上で実現でき、攻撃検出時には管理者にメールで通知するアラート機能を搭載するとともに、アクセス元に対してはエラーレスポンスを送信する機能も搭載した。