秘密分散技術のデータ容量を大幅削減、クラウド環境下のDLPなどに活用(NEC) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.10.24(火)

秘密分散技術のデータ容量を大幅削減、クラウド環境下のDLPなどに活用(NEC)

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 日本電気(NEC)は16日、重要な情報を分散して保存し機密性を確保する「秘密分散技術」において、クラウドのようなオープンな環境下でも、安全に情報を保存できる技術を開発したことを発表した。

 「秘密分散技術」は、データを複数に分散して管理し、決められた個数のデータを集めることで復元できる技術。このため、重要な情報を保存する際の漏洩対策技術として期待されている。

 従来の技術では、分散した秘密情報の他に、秘密情報に改ざんがあるかを確かめるチェックデジットデータと、チェックデジットの計算を行う鍵データを分散して保持する必要があった。チェックデジットのデータは秘密情報と同程度のサイズ、鍵データは秘密情報の3倍以上のサイズとなるため、課題となっていた。

 新たに開発された技術では、通信などで用いられていた「誤り訂正符号技術」と、従来の秘密分散技術を最適に組み合わせることで、鍵データを復元可能とした。これにより、鍵データが不要となるとともに、チェックデジットのデータサイズも約20バイトとし、秘密情報とほぼ同程度のデータサイズで改ざんの特定が可能としたという。本技術により、秘密情報の安全な保存に大容量のディスクが不要となる見込み。

NEC、ディスク容量を大幅に削減した「秘密分散技術」を開発……クラウドでの活用に期待

《冨岡晶@RBB TODAY》

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