今後1年間、アメリカ人はクレジットカードを使用する際、今日行っているように名前(どんな名前であれ)を走り書きするのではなく、PINを入力することに慣れなくてはならない。2013年4月には、米国の小売業者にChip-and-PIN端末の実装を行うというVisaの計画に、MasterCardが加わったからだ。
小売店はアメとムチの組み合わせで、Chip-and-PINキットを導入するよう促されるだろう。「EMV互換ターミナルを導入することで、販売業者は金銭的な利益」を得られるとMasterCardは約束しているが、Visaはすでに、EMVがサポートされていない場合、「詐欺の責任は販売業者の加盟店管理業者にシフトする可能性がある」と脅していることを、NFC Worldは指摘している…
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(翻訳:中野恵美子)
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