東京電力が1月27日午後3時30分現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。※3号機原子炉への給水系からの注水について、1月27日午後2時49分、高台炉注水ポンプの注水ライン引替が完了したことから、午後3時1分、タービン建屋内炉注水ポンプから高台炉注水ポンプへ切替を実施。午後3時11分、給水系からの注水量を毎時約8.9立方メートルから毎時約7.9立方メートル、炉心スプレイ系からの注水量を毎時0立方メートルから毎時約1.0立方メートルに変更。※1月27日午前11時20分頃、パトロールを実施していた協力企業社員が、固体廃棄物貯蔵庫と定検資材倉庫の間の純水配管フランジ部にて、毎分0.5リットル程度の水漏れが発生していることを発見。午後1時28分頃、フランジ部の増し締めを行ったところ、漏えいが停止したことを確認。なお、漏れた水は純水(表面線量率は周辺の雰囲気線量率と同等)であり、付近に排水溝はないため、海への流出はないと思われる。