ビッグデータの負荷増減に素速く対応する分散並列型の複合イベント処理技術を開発(富士通) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.10.21(土)

ビッグデータの負荷増減に素速く対応する分散並列型の複合イベント処理技術を開発(富士通)

製品・サービス・業界動向 業界動向

 富士通と富士通研究所は16日、ビッグデータと呼ばれる多種大量の時系列データを負荷の増減にすばやく対応して分散並列処理する、クラウド技術に適した複合イベント処理技術を、世界で初めて開発したことを発表した。

 「複合イベント処理」は、ビッグデータから価値のある情報をリアルタイムに引き出すための手法。 しかし絶え間なく送られてくる時系列データをリアルタイムに処理しながら、負荷の増減に対応することが困難だった。

 今回同社では、負荷増減にすばやく対応して動的に分散並列処理できる複合イベント処理技術を開発。複合イベント処理に分散並列処理技術を適用して、処理の細粒度化と実行中の動的な分散、および高速性とを両立することにより、処理を止めずに負荷の増減にすばやく対応することを可能とした。

 この技術は、処理を細粒度化し、その細粒度化された処理を実行中に他のサーバに移動する技術、および移動させる処理候補を最適に選択する技術によって構成されており、時系列データの負荷増減にすばやく対応して、イベント処理全体をサーバ間で動的に拡張・縮退可能とするとともに、処理自体の高速化も実現した。

 毎秒500万イベントという処理性能を達成したとのことで、これまでにない大規模な時系列データを、リアルタイムにノンストップで解析できるようになる見込みだ。富士通では、2012年度内の実用化を目指すとしており、コンバージェンスサービス・プラットフォームやミドルウェア製品への展開など、さまざまな用途への適用を進めていく計画だ。

富士通、ビッグデータの負荷増減に素速く対応する分散並列型の複合イベント処理技術を開発

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

製品・サービス・業界動向 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 次世代FW+Sandbox+SIEM+SOCの管理体制が限界を迎えるとき~三年後を先取りするVectra Networks社製品とは

    次世代FW+Sandbox+SIEM+SOCの管理体制が限界を迎えるとき~三年後を先取りするVectra Networks社製品とは

  2. Raspberry PiにKali linuxをセット、「ホワイトハッカ育成ツール」発売(スペクトラム・テクノロジー)

    Raspberry PiにKali linuxをセット、「ホワイトハッカ育成ツール」発売(スペクトラム・テクノロジー)

  3. 自分の利用しているサーバの状況を確認する方法 不正中継確認

    自分の利用しているサーバの状況を確認する方法 不正中継確認

  4. 30年度サイバーセキュリティ政府予算730億円、防衛省と厚労省が各45億円超(NISC)

  5. 新アルゴリズムを開発、古い制御システムでもサイバー攻撃対策が可能に(日立)

  6. Apache Strutsの脆弱性リスクの有無を判断できるツールを無料配布(Black Duck Software)

  7. ルートゾーンKSKロールオーバーの「新KSKでの署名開始」を延期(JPRS)

  8. 顔認証システムの現状、顔写真を使った「なりすまし」も3Dデータ照合で防ぐ

  9. IoTとAIを組み込んだスマートマンション、そのサイバーセキュリティを探る(インヴァランス)

  10. 世界で発生した情報漏えい事件から、該当アカウントを調査するサービス(ソリトン)

全カテゴリランキング

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×