トレンドマイクロ株式会社は11月28日、同社の企業向け製品の情報漏えい対策機能を強化したと発表した。対象となる製品は、Microsoft Exchange Server向けの「InterScan for Microsoft Exchange(ISME)」、Microsoft SharePoint Server向けの「PortalProtect(PP)」、メールセキュリティの「InterScan Messaging Security Virtual Appliance(IMSVA)」の3製品。ISMEとPPの新バージョンに追加された情報漏えい対策機能では、Microsoft Exchange ServerやMicrosoft SharePoint Serverのデータを検索し、システム管理者が任意で設定する条件に該当するファイルを特定することで、サーバ上の機密情報を洗い出すことができる。また、ISMEやIMSVAでは送受信されるメールを監視し、機密に該当するデータの流出を未然に防ぐことが可能となる。