株式会社NTTデータは11月9日、カード決済総合ネットワークシステム「CAFIS」において、カード取引の本人確認をより高度化する「CAFIS属性認証サービス」を開発、来春から提供を開始すると発表した。本サービスは、インターネット上でのカード決済の際に、クレジットカードの基本情報に加え本人しか知り得ない「属性項目」を同時に認証することで、本人確認性をより強固にするサービス。従来のオーソリ中継時に、カード会員がカード会社に登録を行っている情報の一部(属性項目)を同時に中継することで本人確認性を高める。これにより「クレジットカード番号」「有効期限」と合わせ、本人しか知り得ない情報の確認を行うことが可能となる。また、3Dセキュアをはじめとした他の本人確認手段との併用も可能であるため、加盟店の利用シーンや販売チャネルに応じた利用も可能となり、幅広い業種で利用できるサービスとなっている。