トレンドマイクロ株式会社は11月7日、米Trend Micro社が8月30日のプレスリリースで、「VMworld2011」においてVMwareとの協業を拡大したと発表した。この協業拡大は、シンプルながらも包括的かつ統合された仮想セキュリティソリューションを市場に推進することを目的としたもの。トレンドマイクロは、「Trend Micro Deep Security(TMDS)でバーチャルアプライアンスによるエージェントレスのウイルス対策やファイルやレジストリなどの変更監視を利用するために必要な、VMware vShield Endpointを提供開始する。これまで、TMDSとVMware vShieldとの連携機能を利用するユーザは、トレンドマイクロからのTMDSの購入とは別に、VMwareを通じてVMware vShieldのソフトウェアを入手する必要があった。今回、トレンドマイクロはトレンドマイクロおよびVMwareソリューションプロバイダを通じて、VMware vShield Endpointを単一のライセンスと一本化された導入支援およびサポートでユーザに提供する初めてのセキュリティベンダの1社となった。ユーザは双方を統合したソフトウェアとサポートを利用できる。