独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月28日、黄昏フロンティアが提供する通信対戦が可能なPC向けゲームソフト「東方緋想天」にDoSの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「東方緋想天 Ver1.06 およびそれ以前」には、通信対戦におけるデータ処理の問題が原因で、DoSの脆弱性(CVE-2011-3995)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によってゲームを異常終了される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにパッチを適用するよう呼びかけている。(吉澤亨史)http://jvn.jp/jp/JVN50227837/