独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月7日、サイボウズ株式会社が提供するグループウェアである「サイボウズ Office」には、アクセス制限不備の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「サイボウズ Office 8.0.0 より前のバージョン」には、アクセス制限不備の脆弱性(CVE-2011-2677)が存在する。この脆弱性が悪用されると、権限のないユーザによって任意のユーザの勤怠情報を閲覧される可能性がある。JVNでは、本脆弱性の影響を受けない「サイボウズ Office 9」へアップグレードするよう呼びかけている。(吉澤亨史)http://jvn.jp/jp/JVN84838479/