社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は9月27日、愛知県警生活経済課と豊橋署が9月26日、権利者に無断で複製したカーナビゲーションソフトを所持していたとして、岐阜県美濃加茂市の国家公務員男性(52歳)を、著作権法違反(海賊版の頒布目的所持)の疑いで逮捕したことを著作権侵害事件として発表した。この男性は、カーナビソフトの海賊版を販売していたとして岐阜県警に著作権法違反で逮捕、起訴されており、4月28日に罰金50万円の判決が言い渡されていた。この男性は2011年8月10日、自宅において株式会社ゼンリンが著作権を有するカーナビゲーションソフト「JAPAN MAP 11 DVD-ROM 全国版」が複製されたDVD-R7枚を販売する目的で所持し、著作権を侵害した疑いが持たれている。警察の調べによると、男性は7月上旬頃から8月上旬まで海賊版販売を行い、逮捕されるまで少なくとも60件以上(売上げは30万円相当)の海賊版販売を行っていたものとみられている。男性は生活費のために海賊版販売を行っていたと供述しているという。(吉澤亨史)http://www2.accsjp.or.jp/criminal/2011/1153.php