独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月21日、AmmSoftが提供するFTPおよびFTPSクライアントソフトである「ScriptFTP」にバッファオーバーフローの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「ScriptFTP 3.3」には、特定の FTP コマンドに対するサーバレスポンスの処理に問題があり、バッファオーバーフローの脆弱性が存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者によってサービス運用妨害(アプリケーションクラッシュ)攻撃を受ける可能性がある。なお、プログラムを実行している権限で任意のコードを実行される可能性もあるという。現時点では対策方法は公開されておらず、JVNでは信頼できないFTPサーバにアクセスしないことなどで本脆弱性の影響を軽減することが可能であるとしている(吉澤亨史)http://jvn.jp/cert/JVNVU440219/