1日で10種類の異なるマルウェアをダウンロードしたAndroidボットの新種(フォーティネット) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

1日で10種類の異なるマルウェアをダウンロードしたAndroidボットの新種(フォーティネット)

フォーティネットジャパン株式会社は8月9日、米Fortinetによる脅威動向に関する最新レポートを発表した。本レポートでは、Androidオペレーティング システム上で実行するように書き込まれた新しいZitmo(モバイル内のZeus)の亜種について詳しく述べている。この亜種は、

脆弱性と脅威 脅威動向
フォーティネットジャパン株式会社は8月9日、米Fortinetによる脅威動向に関する最新レポートを発表した。本レポートでは、Androidオペレーティング システム上で実行するように書き込まれた新しいZitmo(モバイル内のZeus)の亜種について詳しく述べている。この亜種は、Windowsモバイル、SymbianおよびBlackberryオペレーティング システムの垣根を越えてマルウェアがモバイル プラットフォーム間で拡大を続けられることを可能にするもので、二要素認証にも対応するという。

7月24日、FortiGuard Labsは「W32/Exchanger Trojan」ダウンローダの活動が急増していることを確認している。W32/Exchanger Trojanダウンローダは、わずか1日のうちに10種の異なるマルウェアファミリをFortiGuard Labsのテストシステムにダウンロードし、インストールした。このように急激な大量感染が原因で、システムが不安定になったり究極的にはクラッシュしてしまう可能性がある。こういった感染は、デジタル地下組織では「ローダ」として知られており、サイバー犯罪者は引き起こした感染を管理し、所定数のシステム上にマルウェアをインストールすることに対して顧客へ請求し、サービス基準の品質としてクライアントにレポーティングしているという。
(吉澤亨史)

http://www.fortinet.co.jp/press_releases/110809.html
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×