株式会社ラックは7月15日、セキュリティ運用を支援する「JSOC24+SERIESサービス」の経験をもとに、セキュリティ運用をサポートする新しいソフトウェアの開発を進めていると発表した。このソフトウェアは、日本国内で開発を進めているものであり、昨今話題となっている標的型攻撃などの新種の脅威を、国産技術で対応できるソリューションを目指し開発を進めている。この取り組みに対し、同社とセキュリティ分野において協力関係にある日本電気株式会社(NEC)の第二ITソフトウェア事業部長である沢田輝実氏は、「NECは、ラックのセキュリティ運用支援サービスで培ったセキュリティ技術をソフトウェアへ実装する取り組みを歓迎します。ラックの今回の取り組みによって、標的型攻撃や国内特有の攻撃などに対応できる、より質の高いセキュリティソリューションが提供されることを期待します」とコメントしている。(吉澤亨史)http://www.lac.co.jp/news/news20110715.html