株式会社日立情報システムズは7月14日、高価な業務アプリケーションとPC環境のセットを月額料金で提供するクラウド型サービス「Dougubako」のラインアップのひとつである「仮想アプリケーション提供タイプ」に、スマートフォンやタブレット端末を通じて利用できるオプションメニューを追加し、同日より提供開始したと発表した。Dougubakoは、実績・定評のある業務アプリケーションを、日立情報のデータセンタからインターネットを通じて提供するクラウド型のサービス。本サービスでは、普段PCで利用しているアプリケーション画面のみを送受信するため、データの変換やコピーをすることなくPCと同じアプリケーションをそのままスマートフォン等で操作・参照できる。また、作成したデータは日立情報のデータセンタに格納されるため、端末の紛失や盗難などによる情報漏えいのリスクも回避できる。本サービスの利用により、これまで紙で印刷して持ち歩いていた図面データなどをDougubakoに保管して閲覧することや、社内で作成したプレゼンテーションデータを移動先で簡単に確認することが可能になり、オフィス・外出先の双方で情報をシームレスに扱うことが可能となる。(吉澤亨史)http://www.hitachijoho.com/news/2011/110714.html