NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(NRIセキュア)は6月29日、グループウェア「Lotus Notes」に対応するメール誤送信防止ソフト「SecureCube / Mail Adviser」を7月から販売すると発表した。また同時に、SMTPおよびMicrosoft Exchange Server版(通常版)の機能を強化し、ユーザの利便性を高めた。ライセンス料(初期費用)は、1ユーザあたり4,500円、保守費は1ユーザあたり年額900円。Lotus Notes対応版は、Lotus Notesを全社の情報共有基盤として利用する多くの法人ユーザからの要請に応えて開発したもの。これまでNotes対応は、管理サーバの構築・設置が必要な「ゲートウェイ型」に限られていたが、今回の製品は「クライアント型」のため、Lotus Notes 8.0/8.5のBasicおよびStandardに対応しており、日本語と英語の両方の環境で利用できる。中国語にも対応予定だという。誤送信機能では、「ヘッダからの個人情報漏えい防止」「To、Ccへの大量アドレス入力時の警告」「ファイル添付誤りの防止」「意図しない宛先への送信の防止」などの機能を提供している。(吉澤亨史)http://www.nri-secure.co.jp/news/2011/0629.html