マカフィー株式会社は6月7日、同社のセキュリティマネジメントプラットフォームの基盤である「McAfee ePolicy Orchestrator(ePO)」の最新版、version 4.6の提供を6月14日より開始すると発表した。価格は1ライセンス4,231円(税込、11から25ライセンスまでの価格)。ePOは、システム、ネットワーク、データ、コンプライアンスソリューションのセキュリティを一元管理する、大企業ユーザ向けオープンプラットフォーム。状況に応じたポリシーやタスクの適用など管理業務の流れを自動化することにより、プロセスの簡略化を実現する。最新版では、使用中の既存のツールからePOの主要な操作を実行可能にするWeb API機能の搭載により、セキュリティ管理の簡略化を実現した。また、購入したマカフィー製品や評価版をePO上で入手することができるソフトウェアマネージャー機能を使用することで、最新バージョンのダウンロードや、クライアントへの配備負担の軽減が可能になる。さらに、ePO導入時の作業手順を分かりやすく簡単にしたウィザード形式を新たに採用、ソフトウェアや管理対象システムの登録、ポリシーやタスクの適用など、管理環境構築に必要な項目をまとめて実行することが可能となった。(吉澤亨史)http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_11a.asp?pr=11/06/07-1