株式会社ネットセキュリティ総合研究所は6月7日、2010年に国内で発生した、代表的な個人情報漏えい事件や事故約100件を集計した調査レポート「日本情報漏えい年鑑2011」を発行した。2010年に発生した代表的情報漏えい事故を総覧できる同レポートは、各事故ごとに「公表日」「企業団体名」「漏えい件数」「漏えい原因」「ファイル共有ソフト関与の有無」「関連URL」を収録する。企業のセキュリティ担当者、法務総務担当者、セキュリティ業界関係者に向けて、どのようなリスクがあるか、また、それが事故としてどのように具体化するかを通じ、企業の情報管理やコンプライアンスのあり方を検討することができるという。書籍、CD-ROM、PDFの形態で提供される同レポートに収録されたインシデント当事者企業約100社は、自治体、官公庁、放送、金融保険、食品、通信キャリア、広告、ソーシャルネットワークサービス、システムインテグレータ、社会インフラ、小売など多岐にわたる。(ScanNetSecurity)http://www.ns-research.co.jp/