マクニカネットワークス株式会社と株式会社シー・エス・イー(CSE)は6月3日、「スマートフォン向けSSL-VPN/本人認証連携ソリューション」として、スマートフォンによるセキュアリモートアクセス構築支援・市場活性化に向けて協業すると発表した。両社はスマートフォン用L3リモートアクセスモジュール「Junos Pulse」と本人認証ワンタイムパスワード製品「SECUREMATRIX」の連携動作検証を共同で実施し、連携認証の実現に至った。「Junos Pulse」は、米ジュニパーネットワークス社製SSL-VPNリモートアクセスアプライアンスSecure Accessシリーズ(Juniper SA)に対応しているスマートフォン用の統合クライアントモジュール。Juniper SAが提供するNetwork Connect接続(L3(トンネリング)接続)の利用をJunos Pulseでも実現することで、スマートフォン、タブレット端末においてもセキュアなリモートアクセス環境の構築が可能になる。また「SECUREMATRIX」は、認証デバイスのいらないワンタイムパスワードを使用した本人認証システム。人が頭の中に思い描くイメージを利用し、アクセスする度に異なるパスワードを実現する。両製品の連携によって認証時のユーザ負荷を軽減する。(吉澤亨史)http://www.macnica.net/pressrelease/junipersa_110603.html/